人の時間を奪う商品やサービスは売れない

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お客様は待たない！

あなたの販売する商品や、提供するサービスが、どのくらいお客様の時間を奪っているか、考えた事はありますか？

お客様に満足して頂くためのサービスやショップなのに、その大切な人の時間を奪っているとしたら、お客様は二度と購入には至らないでしょう。

スマホを利用する時間の長い時代。
少しの待ち時間も我慢出来ない人が増えています。

私もそうですが、少しでも空き時間があればスマホで仕事をしたり、何か有益な情報を得ようとしている自分がいます。

スマホで出来ないことは無い時代

どこのお店に行っても、電車に乗っていても、みんなスマホの画面を真剣に見ていますよね。
むかしなら「また携帯ゲームか！」とあきれるところですが、いまは違います。

会社とのやり取りかもしれませんし、銀行口座の残高を調べたり、ショップ運営をしているひとなら、お客様の入金状況をスマホで確認したり、為替取引だってスマホ一つで出来る時代です。

この「待つこと」を忘れてしまったような時代に提供できるサービスや商品にも、スピード感が求められることは間違いありません。

その証拠に、インターネットでどこかのサイトを見ていて、開くのに5秒もかかるページは、確実にお客様が去っていきます。

お客様の時間を無駄に奪うサービスに、人は耐えることが出来ない時代です。

お客様も指一本で済ませたい

あなたの商品やサービスはどうでしょう？

本当は工夫すればネットショップでも販売が可能にもかかわらず、わざわざ遠くから時間をかけてお店に行かなければ手に入らない商品ですか？
1つのサービスを受けるのに、何時間もかかりますか？
予約システムや受注システムもスマホで指一本で出来るのに、アナログな方法をやっていませんか？

そしてお客様も、出来れば迅速に指一本で用事を済ませたいのに、あなたの商品やサービスを購入するのにスマホでは出来ない作りになって、お客様の時間を奪ってはいませんか？

わざわざ予約に電話しなくてはいけなかったりしませんか？

もし、そうであれば、すぐに改善するべきです！

あるいは・・・・・お客様にわざわざ時間をつかってもらうための最高の世界観を演出することが必要不可欠です！！

山奥でも、遠くても人が来るお店には理由がある

私がよく行く、すごく美味しい鰻屋さんがあるのですが、とある県の山奥にあり、到着までに山をいくつも越えねばいけないのですが、いつも予約でいっぱいです。

予約がその日ある鰻の数に達すれば終了ですので、予約以外のお客様は受け付けていません。もちろん鰻ですからお値段も4000円ほどします。
そしてお客様が来店してからさばいて焼くので時間もかかります。

それでも絶対に食べたい！！！と思ってしまう鰻。
どんなに時間をかけてでも行く価値があるのです。

お客様の時間を奪ってでも売れる商品というのは、それに値する価値がなくてはいけません。

お客様をワクワクさせるお店作り

もう一つ、山奥にあるケーキ屋さんのお話。

先日テレビでも紹介されていましたが、これまたとある県の山奥にあるのですが、「え？！本当に大丈夫なの？！！」と言ってしまうほどのくねくね山道を抜けて、道の両端から木々が覆いかぶさるような暗い1本道を抜けて到着するお店ですが、朝の10時開店で午後1時には売り切れ。

本気でケーキを食べるには朝早く出発しなくてはいけないのですが、それでもわんさかお客様がやってきます。

私もそのケーキ、17年ほど前に食べたのですが、正直、味は覚えていません。（人気なので美味しいはずです！！）

でも、それ以上に魅力的なお店だったことを覚えています。
それは顧客心理を上手く刺激する店作りだったこと！！！！

「このお店でケーキを食べる」ということ自体が、誰かに自慢したくなるようなステータスと化しているのです。

山奥の素敵なケーキ屋さん（どんなお店か気になる）
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通ったこともないような謎の山道を進み、期待が高まる！
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到着すると目の前に広がる、綺麗で大きな庭園！
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その庭園を眺めながら美しい花や鳥、虫たちを眺めて癒される特別な空間
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都会の喧騒から離れ「なんて素敵な空間なの♪」と心躍る
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ケーキの登場！！！